■肺炎球菌ワクチン
今回のインフルエンザに最も多いのはインフルエンザウィルス性肺炎
という事で、先手を打つべく、子供に肺炎球菌ワクチンの予防接種をさせようと
病院に電話をしましたが、断られてしまいました。
インフルエンザウィルスにより、肺の繊毛がやられ、おまけに抵抗力もなくなると
普段は自然に押し出される肺炎球菌が肺に留まり、肺炎を起こします。
肺炎球菌ワクチンの効果は5年、一生一回しか接種出来ないという事は
知っていましたが、2回目の接種は何らかの異常が発生する為、
認められていないという事です。
現在、よほどの重篤な病気を持っていて掛かり付けのお医者さんに
勧められるか、もしくは高齢な方にしか肺炎球菌ワクチンは接種していません。
また、このワクチン自体が足りておらず、手に入らないと言われました。
毎回、子供がインフルエンザで高熱を出すと異常行動を見せる上、
酷い時は肺炎を併発する事があったので、今回の新型インフルエンザは
とっても怖いです。
報道で未成年者の死者が出るたびに不安になります。
だから、すぐに受けれない新型インフルエンザのワクチンを
待ってる間に何らかの手を打っておこうと、肺炎球菌ワクチンはいいぞ!!
思ったのですが、現実はこんなものですね・・。
私が電話をしたところの医師には、その程度で肺炎球菌ワクチンを
受けたいと言われる方はいませんと言われてしまいました。
■インフルエンザを治す薬はありません
インフルエンザに罹ると約1週間~10日で大抵の健康な方が治ります。
タミフルやリレンザといった抗ウイルス剤はこの期間を短縮する事が目的の
お薬です。48時間以内に服用すると数日程度の短縮と
ひどくなる症状が抑えられる(・・といっても人によって違う)そうです。
タミフルの処方の多さでは世界で1位と言われる日本。
すでに、タミフルが効かない耐性ウイルスが出てきているというのが
何とも怖い話です。
しかも、異常行動が多く見られて問題にもなりましたが・・。
実際、異常行動は高熱の性なのかタミフル服用の性なのか
分からないのも、タミフルの処方の多さが原因だとも言えるでしょう。
私の子供二人が季節性インフルエンザに続けて罹った時も、
一人はタミフル処方あり、もう一人はタミフルの処方無しでしたが、
二人とも数回程、興奮状態で何か言いながら
部屋の中をぐるぐる歩いているのを見ました。
米疾病対策センター(CDC)は8日、健康な人は
新型インフルエンザに感染しても、
タミフルやリレンザなど抗ウイルス薬による治療は原則として
必要ないとする投薬指針を出しています。
「タミフルは必要ない。ママの作ったチキンスープでケアするよ~」
などと言った記事も出ておりましたが・・
今回の新型インフルエンザの症状は軽いという報道もありますが、
季節性インフルエンザよりも持続的に呼吸器系を攻撃すると
動物実験で判明しているので、
気楽には考えられません。
それに、高熱はやはり怖いです。
また、解熱剤を飲むことで、
病期を長くしてしまうという報告があるのも恐ろしいです。
ワクチン接種以外に今のところ出来る事と言ったら、
誰もが抗体を持っていない新しいインフルエンザウイルスに対して、
日頃の健康管理だけなのかもしれません。
■パンデミックを安全に乗り切るために
海外の新型用のワクチンには免疫力を高める製剤が入っている為、
安全面から輸入には慎重な態度が取られています。
日本の新型用のワクチンが5,300万人は必要だとされる中
来年2月まで造り続けても、2,000万人分が足りない事が
問題になってますが、
アメリカでは、新型ワクチンの摂取のと新型インフルエンザにかかるのと
どちらがリスクが少ないのか?が問題視されています。
しかも、アメリカでは
比較的この新型インフルエンザは軽いと
みなしている人が多いのも事実です。
しかし、小さな子供がインフルエンザ脳症になったり、
人工透析を受けている方など、
白血球が少なくウイルスに体が抵抗できないでなくなるケース。
妊婦の方が胎児を守るために
免疫が低下している事でひどくなるケース。
また、今回のインフルエンザは
季節性の人インフルエンザウイルスと違って
トリ・豚・人混合インフルエンザウィルスで、
その特徴は肺で増殖するといた点です。
そのため「ウイルス性肺炎」となる場合があり、心肺の弱い方、
お年寄りは掛かると重症化の恐れがあります。
現在、健康な方はほぼ完治しています。
重要なのは情報と理解。
それこそが、比較的安全にパンデミックを乗り切れる対策なのでしょう。
■新型インフルエンザの予防接種を受ける前に
最近はアレルギーを持っているお子さんが多いですよね。
特に、かなり激しく卵にアレルギーを持っているお子様をお持ちの方はご注意ください。
9月1日のThe Washingtonpost の、豚インフルエンザQ&Aの中にQ、私の子供はひどい卵アレルギーを持っているのですが、
新型インフルエンザの予防摂取はできますか?
と言う質問に対し、
インフルエンザワクチンは卵から発生する
ウイルスコンポーネントから成るものなので、
卵のアレルギーがありましたら、
季節のインフルエンザ・ワクチンもH1N1ワクチンも受けるべきではありません。
との答えが・・
ほんの少し痒くなる程度なら問題ないとも言われますが、
摂取する際には、きちんとお医者さんに相談しましょう。
■タミフルは知ってるけど、リレンザって?
友達の子供が昨年、季節風のインフルエンザに罹った時に、
タミフルは処方されず、代わりにリレンザを処方されました。
タミフルは錠剤で飲みやすいのですが、
リレンザは器具を使って薬を吸入しなければなりません。
吸入して肺に入れるので、上手くやらないと薬は舞うわ、
むせて咳き込むはで大変。
その当時、小学5年生だったその子は、
むせて咳き込み過ぎて吐くわ、
鼻血出すわで大変だったそうです。
しかも、一回2吸入、一日2回、5日間
吸入しなければなりません。
友達が、ただでさえ熱を出して苦しそうなのに
可哀想やったわと言っておりました。
しかし、罹ってしまえば使わない訳にはいきません。
リレンザを使う場合は、そばをススル用に吸うと良いと
書いてあるのもありました。
参考としてリレンザのを取り扱っているグラクソ・スミスクライン株式会社に
ビデオで吸入の仕方などを詳しく説明してありまよ。
■新型インフルエンザの患者の特徴
感染患者、入院患者は10代以下が多く、高齢者の感染者数、
入院者数は少ない
入院患者の半数弱は基礎疾患がある。
(ぜんそく、糖尿病、腎機能障害、慢性疾患など)
日本の
入院患者の基礎疾患
(平成21年7月28日~9月1日)
●入院患者579例中257例(44%)は基礎疾患有
(一部重複有り)
慢性呼吸器疾患(喘息等) 138例(54%)
代謝性疾患(糖尿病等) 23例(9%)
腎機能障害 16例(6%)
慢性心疾患 15例(6%)
妊婦 5例(2%)
免疫機能不全(ステロイド全身投与等) 4例(2%)
その他 98例(38%)
資料:厚生労働省新型インフルエンザ対策本部調べ